休火山 volcano at rest 2004 1 10
2003年の債券相場のチャートを見ると、
6月前半までは、なだらかな山が続きましたが、
6月中旬に噴火し、
さらに、8月中旬にも噴火しました。
2度にわたる火山活動によって、
債券相場の山は、崩れてしまいました。
このように、山に登る時は、
その山が、休火山か、死火山か、調べておく必要があります。
特に、日本の山は、休火山が多いのです。
いずれにせよ、今、自分がいる山が、
休火山か、死火山かを調べる必要があります。
休火山と判断したら、短期の投資にすべきですし、
死火山と判断したら、長期の投資になるでしょう。
Let's go to the hill? 2003/3/11
今、投資家の間で、
"Let's go to the hill or the mountain." という話が出ています。
訳すれば、「丘や山へ逃げましょう」という意味でしょう。
確かに、株式市場は、
洪水が来たように、大騒ぎになっています。
洪水の時は、山へ逃げれば安全でしょうが、
その山は、死火山か休火山か、調べたのでしょうか。
何も、調査というか、分析しないで、行動するのは、
投資家らしくありません。
投資とは、勘ではありません。分析に基づいた合理的行動です。
この際、低いところへ逃げるという手もあります。
今、話題の中東地域にある死海(Dead Sea)という湖は、
海面より400メートル低い塩水湖ですが、
塩分が高いので、泳げない人でも、沈みません。
付近は、低地の乾燥地です。
枯れきっていて、草も生えていません。